AI/IT導入の落とし穴、システム投資したのに使われない理由

AIについて思うこと AI活用入門 技術を使った新規事業

いろんな現場でAI(人工知能≒機械学習)/ITの導入に関わってきて
投資がムダになってしまうパターンがいくつかあるので
そのうち、あなたが間違ったお金の使い方をする前に
これだけは気をつけるべきことを解説していく。

ー 現場の入力めんどくさい問題 ー

IT導入において、あらゆる業態で共通するのがこの問題だが
例えば今まで紙や個々のパソコンで管理していた情報を
システム入力させるには、現場の「めんどくさい」という抵抗に遭うケースが多い。

例えば営業管理システムを考えてみよう。

今はどこで誰がどんな営業をしているかカレンダーだけで管理しているとする。

でも、本当はAI(人工知能≒機械学習)の視点から考えれば
優秀な社員はなぜ契約が取れるのか?
ダメな社員はどこが悪いのか?
こういうことをデータを集めて分析して活用すれば
どこが良い・悪いがわかる上に
職人的に「なんとなくのカン」ではなく
ハッキリ根拠をもって結果を出せるようになるだろう。

じゃあ、次に営業社員に
「じゃあ商談でしゃべったこと全部システム入れといてー」と言えば
猛反発を食らうかもしれない。
まずスマホにしろPCにしろ、今までの時間にプラスして入れるのが面倒だし
年配の方であればイマイチ機械の使い方がわからないケースもあるだろう。

ここで重要な点は
AI/データ分析ではデータの「質」も重要であるということだ。
裏返せば要点を抑えたデータさえあればいい

商談での全記録が残せるなら、それに越したことはない。

だが、現場の負荷を考えてそれがムリならば
事前に検証実験をしとくのが1番ムダがないが
どの要素が大切そうかをじっくり判断した上で残すデータを決めるべきだ。

もうひとつの工夫点は業務フローに組み込むことだ。
ある会社では「業務記録を残すことで給与振り込み手続きがはじまる」ようにしたという。
タイムカードを押す感覚で社員の方々が
当たり前に業務の流れの中で入力を行えば取りこぼすことは減るだろう。

この他にも音声認識を使って
簡単に入力できるようにするなどの
テクノロジーを使った手段も色々登場している。

ー 社員のITに疎すぎる問題 ー

ITの言葉の定義もいろいろだが
ひと時代前のように「オレパソコン全然わかんない」的な人は
前線のビジネスマンにはいないと思うが
まだまだ、古い業態では年配の方がタブレットは使い方がよくわからない
とかいった問題は目にする。

ひとつは研修でIT教育をするパターンもあると思うが
システムなりIT投資をする前にやはり
「現実的に使いこなせるものなのか?」を
社員の方々を想像しながら設計することは重要だと思う。

特に仕様は色々相談していくうちに変わっていくことも多いと思うので
とにかくその都度、現場に立ち返って開発していく・してもらうことが大切だ。

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