AI(人工知能)活用のデメリット(暴走説や雇用についても)

AIについて思うこと AI活用入門

AI活用のメリットは既にこのブログでも
多数、自動化、顧客分析などで人を代替したり
人ではできない思考を実現するような事例を紹介してきた。
でも、デメリットはどうなの?とあなたは気になると思うので
1つずつ紹介していきたい。

ー 正しく導入しないとお金がムダになる ー

これはAIだけでなくIT投資全般に言えることだが
間違った導入をすればやはり使い物にならないものが生まれ
投資はムダになる。

ある知り合いの経営者は数百万円かけてITシステム開発を試みたが
途中で頓挫してしまい、部分的に損失を被ることになった経験もあったという。

そうならないためにはどうするか、まずはもちろん
小さく投資して様子を見ることが一つである。

それは開発業者の信頼感を確かめる目的もあるし
poc(proof of concept)として
実プロダクトではなくても検証プロジェクトとして
どのくらいできそうなのか確かめることが必要である。
AI系の開発では大抵このステップは踏むのが普通だと思う。

もうひとつはこれもIT全般に言えることだが
自分でなるべく知識をつけることだ。

なぜなら、我々開発業者は
あなたの業務のプロではないので
初めの状態では基本的にその業務の知識はゼロであり
どこで1番困っているか知っているのは開発を依頼する側のはずである。

あともちろん、ボラれないという利点もある。
「技術的に実は簡単じゃないか」と思うことで工数を上乗せされないこともあるだろう。
然り、ただ逆もある。
相場から見て低すぎる予算しかない場合では
これもまともな業者に開発を頼める可能性は少ない。

このように、できるだけ小さく試すことと
自分で正しい知識をなるべくつけることで
投資の効果は最大限にできるはずだ。

個人的に最も悲しいことは
本当は大きく効果が出る事例なのにも関わらず
間違った導入によって「AI/ITとか使えないな」と
思われてしまうことである。

ー 言葉の定義が広すぎる ー

これはIoTと似てると思うがAI(人工知能)の指す言葉の定義が広すぎる故に
何ができるのか不明瞭になったり
人によって思い浮かべる対象が異なるということだ。

人工知能に関わる技術領域は
代表的にはディープラーニングで知られる「機械学習」が先頭にある。
「機械学習」は「データ分析」の一部でもある。
「データ分析」には「統計」なども含まれる。

例えるなら、コインの裏と表で次にどちらが出るかを知りたいときに
統計的に考えれば1/2(ここらへんも統計の中でベイズとフィッシャーと色々あるけど)
機械学習なら過去のデータを入力して自動的に答えを出すといった
アプローチの違いがある。

さらに、技術が専門でないビジネスマンが思い浮かべる「AI(人工知能)」は
ソフトウェア全般であることも多い。
ここで僕独自の見解を述べるなら
後から技術的な知識がついてくるならはじめはその考えでもいい思う。

なぜかというと、ムリにAIを使う必要はまったくなく
やはり数あるIT技術の中の一つに過ぎないことは事実
だからだ。
だからこそ上のようになるべく知識をつけた上で
本当のビジネス課題解決方法の提供に努めてくれる
良い開発業者やエンジニアと出会うことが重要だと考える。

ー 世間で言われていることはデメリットではない(暴走説や雇用について) ー

僕なりの見解ではあるが、よく言われていることについて述べておきたい。

(誤解1)AIは危険、暴走する
これは見るたびに軽く笑ってしまうが
悪意をもって動かさない限りこれが起こることはあり得ない。
確かに、人間が予想しない動きをすることはあるだろう。
いきなり自動運転に未完成なAIを突っ込んでしまえば
意図しない動きもあり得るだろうが
それは「判断の誤り」であり学習と周辺の仕組みで
抑えることは可能
だ。

よくSF的にAIに征服されるのでは、といったことは
「AIで人類を征服したい」と考える悪者が利用することがあっても
AI自体が自我をもって自然に征服するということは
少なくとも今の技術水準ではありえない。
要するに使う人間の問題である。

自動車一つとっても便利に旅行や宅配に使うか
どこかに突っ込んで武器として使うかはやはり使う人次第ということになる。

(誤解2)雇用が奪われる
僕の予想では直近で雇用を奪うのはAI周辺の技術ではなく
ITソフトウェア全般になると考えている。
それくらい世の中はまだまだアナログだし
単純なプログラミングで変えられる余地がたくさんある。

繰り返し言いたいこととしては
雇用を奪う、という自動化の先には
「働かなくてもいい」、もしくは働くかどうかを選べる社会が到来するだろうということだ。

ここをずっと変わりたくない、今のままでという考えでは
いつまでも全体の進歩はやってこない。
もちろん雇用が無くなってしまう側の社会的なケアはとても重要ではあるが
進歩の先にはみんなにとって良い豊かな社会が訪れると信じている。

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