AIで具体的に何ができるの?(マーケティング編)

AI活用入門

数々のAIのプロジェクトに関わってきた中で
AIの活用にとても相性の良いと思う分野の一つが「マーケティング」である。
人間ではチェックしきれない膨大なデータをAIは学習可能であるし
人間では気づきにくいことをAIに指摘してもらうこともできる。
主にアメリカで行われている事例を中心に
どのように具体的に活用できるのか?を解説していく。

ー 総合マーケティングプラットフォームとAIの活用 ー

紹介するプラットフォームの一つが
womplyというアメリカ企業の提供する「insights」である。
このサービスが掲げているのは
「grow, protect, simplify (your business)」である。

具体的な機能としてはまず顧客分析をして
どの程度リピーターなのか、新規顧客が来ているのかを明らかにする。
次にfacebook、ツイッターなどの
ソーシャルメディアの一元管理ができる。
そして、ビジネス分析で
売上の推移、競合の動向などが可視化される。

ここまでがwomplyによって紹介されている機能であり、AIを使わずともできることだが
これにAIを加えると何ができるか?
それは個々のお客様へのプロモーションを自動化することである。

例えば、あるお客様が最近あまり来店していない、この事実を感じたAIが
自動的に良いタイミングでメールを送信したりクーポンを発行するように育てるといったことが可能である。
それも人間のように何となくの勘ではなく
過去のデータにしっかり基づいて
本当にベストと言えるタイミングはどこか?を図ることができる可能性を
持っていることがコンピュータの良い点である。
また、ソーシャルメディア上の口コミなどをAIによって自然言語解析して
これまで気づきにくかったお客様の声に気づくなどの機能も考えられる。

ー predictive marketing(プレディクティブマーケティング)で未来に備える ー

predictive marketingという言葉をお聞きになったことがあるだろうか?
こちらを自分なりの解釈で説明すると
未来に起こるであろう結果や傾向を先回りして予測することで
それに合ったマーケティングや顧客対応の施策を行う
マーケティング手法である。

これを取り入れるアメリカのサービスの一つにmentadというものがある。
このプラットフォームでは既存の顧客の特徴を捉えた上で
何が新規顧客獲得のために最も有効か?を明らかにできるとある。
ソフトウェアの画面の一部から察するには
売る製品をより適切なものに変えたり
売上を予測してそこで把握できる資金繰りを元に
在庫管理や広告を行うといったことが具体的にできることであると思われる。

まさに予測こそAI/データ分析の得意分野であり
特に膨大なパターンや過去の経験から結論を導き出すことは
お手の物であるため、このような取り組み事例を見ていると
やはりマーケティング x AIの相性の良さを再確認できる。

ー アメリカの数々の先進的なマーケティングツール ー

他にもAIに関連しない部分でも
アメリカのマーケティングツールは日本に比べかなり進んでいる印象である。
例えば、実店舗とオンライン店舗をつないで総合的に
マーケティングができるような、オムニチャネルツールが多数アメリカでは既に見られたり
あるいはオンラインショップにおいて実際の人とビデオ通話できる小窓のようなものを用意することで
動いている実物の商品を見ながら、かつ、疑問も直に人に尋ねることができるといったサービスもある。

ー まとめ ー

AIを用いることで個々のお客様にカスタマイズされた対応ができる

AIの得意分野である予測を用いることで未来を見据えたマーケティング対策が可能となる

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参考文献:

[1]https://www.womply.com/

[2]http://www.mentad.com/

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